
ぴえろよ!
一つ聞きたいのじゃが…
アマダイっていうのはタイなのかの?

アマダイか…知りたい?

聞いてやっても良いぞよ?

上から…笑
まぁじゃあまとめていくよ。
甘鯛(あまだい)の知識について
漢字でもタイの字が入っていますが、実はタイの仲間ではありません。
- アマダイは主に料理店で需要が高く人気の魚。
マダイよりも高値で取引される魚であり、キロ1万円以上で市場に出回ることもある高級魚です。
アマダイの生息域や旬の時期
<標準和名>
- 赤甘鯛(アカアマダイ)
<主な生息域>
- 本州中部以南、東シナ海、南シナ海など。
<旬の時期>
- 秋から冬が旬。

寒い時期が旬なのじゃな。

そうだね。
産卵を終えた春から夏にかけての時期は美味しくない魚だよ。
あと京都では『グジ』って呼んだりするね。
甘鯛の豆知識
アマダイは身がタイに似ており、味わいに甘みと旨味があることから名付けられたと言われています。
アマダイには3種類ほど存在し、アカアマダイを筆頭に色が異なる種類が存在します。
【赤甘鯛/アカアマダイ】
- 全体的に赤い魚体をした種類
- 甘鯛と言えば一般的にこの種類を指す
- 甘鯛の中では一番漁獲量が多く、高値で取引される魚
【白甘鯛/シロアマダイ】
- 薄い赤色で白みがかった魚体をしている
- 甘鯛3種類の中では一番高級
- 鮮度が落ちると魚体がより白くなっていく
- 中国からの輸入ものは比較的安価で購入が可能
【黄甘鯛/キアマダイ】
- 頭部やヒレなどが黄色い甘鯛
- 3種類の中では一番安価
- 漁獲量は少なくあまり流通していない

アマダイの中でも種類があるのじゃな。

そうだね!
でも主流はアカアマダイだよ。

了解なのじゃ!
美味しい甘鯛の選び方
アマダイは大きければ大きいほど美味しい魚です。
その分価格も高騰していきますが、美味しいものを食べたいのであれば大きいものを選びましょう。
- 目が澄んでいるもの
- エラが鮮やかな紅色している
- エラや腹部が触ってみて硬い
- 魚体の色が鮮やかで鱗が剥がれていない
魚の鮮度を見分けるポイントは上記のものです。

選ぶときはこれらを参考にして選んでね。

大きさと鮮度じゃな。
わかったのじゃ!
甘鯛を美味しく食べるコツについて
アマダイは水分が多く柔らかいという特徴があります。
そのため豊富な水分を適度に抜くことが美味しく食べるコツ。
さばいた身に塩を適量ふり置いておくことで、水分を抜くことができます。
また身が柔らかい魚なので、濃い塩水につけてもいいでしょう。

これは耳寄り情報なのじゃ。

アマダイは若狭(わかさ)焼きっていう、塩をふったものに酒を塗りながら焼くものが有名だね。

なるほどなのじゃ!
鱗が食べれる唯一の魚
アマダイは鱗が柔らかく、揚げたり焼いたりすることでパリパリと美味しく食べることができます。
【甘鯛の松笠揚げ】
- さばいた甘鯛を、皮と鱗がついたまま一口大にカットする
- 身の部分に片栗粉をつける
- 175℃〜180℃に熱した油で揚げる
- 塩を振り、お好みでレモンやカボスなどを絞って食べる
焼き物として鱗をつけたまま調理するのであれば、焼き台や温度管理などが必須でコツが必要です。

鱗が白く反り返って、見た目にも面白いよ。

お腹が減ってきたのじゃ。
食べてみたいのぉ。
まとめ
- 甘鯛は真鯛よりも高い
- 実は鯛ではない
- 水分が多く身が柔らかいのが特徴
- 塩を振り適度に水分を抜くことがコツ
- 大きいものであればあるほど脂がのって美味しい
- 鮮度は目やエラを見て見極める
- 鱗が食べられる唯一の魚

まとめるとこんな感じかな?

勉強になったのじゃ!
ありがとうなのじゃ!
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