
ぴえろよ!
シラウオ?シロウオ?みたいな魚について教えて欲しいのじゃ。

あー…いいよー!

あの小さい魚は何の幼魚なのじゃ?

なるほど…じゃあ詳しくまとめていくね。
白魚(しらうお)・素魚(しろうお)の知識について
見た目はほとんど変わらないですが、実はこの2種類は別のもの。
- シラウオ→サケ目シラウオ科でサケの仲間
- シロウオ→ハゼ科でハゼの仲間
天ぷらやしらすとして食べられるのがシラウオで、生きたまま酢漬けにして踊り食いが有名なのがシロウオ。
体が白っぽいのがシラウオで、透明感が強いのがシロウオです。
シラウオ・シロウオの生息域や旬の時期
<標準和名>
- シラウオ・シロウオ
<主な生息域>
- 北海道から九州にかけて生息
<旬の時期>
- シラウオ→秋から春
- シロウオ→晩冬から春

シラウオとシロウオ…
別の種類の魚なのじゃな。

そうだよ。
小さい見た目で名前も似ているから、勘違いしやすいけどね。
シラウオとシロウオの需要
シラウオは秋から春にかけてが旬で、高値で取引されています。
千葉県の飯岡町などでは、ちりめん(しらす干し)が名物。オスよりもメスの方が大きく育ち、10センチほどに成長する魚。
一方シロウオは産卵のために川に登る2月〜5月の間が旬。踊り食いが主流で死んだものは価値がありません。

シラウオとシロウオは食べ方にも違いがあるよ。

踊り食い?
食べたことあるのかの?

うーん…
僕は苦手だったかな…
しらすとの違いって何?
一般的に混合されがちですが、シラスは『カタクチイワシ・マイワシ・イカナゴ・ウナギ・アユ・ニシン』などの魚の稚魚の総称です。
シラウオやシロウオとは別の種類で、大きさも2センチ前後と小さいのがシラス。
明確にいえばこの3種類は実は別の種類ですが、地域によっては同じものとして扱われることもあります。

シラスは上記の魚の稚魚の総称だよ。
シラウオのしらす干しもあるけど、一匹一匹が大きくて食べ応えがあるね。

本来シラスとは別なのじゃな!
了解なのじゃ。
美味しいシラウオ・シロウオの選び方
シラウオとシロウオはどちらにしても、選ぶのはやはり鮮度が良いものを選ぶべき。
どちらとも本来魚体は透明で透けて見えるのが特徴で、鮮度が落ちると身が白く濁っていきます。
半透明のものや濁りがあるものは鮮度が落ちている証拠になり、生食は避け熱を通した方が美味しく食べられます。

寿司ネタにもなるシラウオや、踊り食いが主流のシロウオは透明感のある身のものを選んでね。

了解なのじゃ!
まとめ
- シラウオとシロウオは別の種類
- シラスとも別種でよく混合される
- 鮮度が落ちると白っぽく変色する
- 透明感のある身をしているものを購入する

まとめるとこんな感じかな?

勉強になったのじゃ!
ありがとうなのじゃ。
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