
ぴえろよー!
ハラミの切り方について教えて欲しいのじゃ!

ハラミの切り方か…いいよ!

じゃあよろしく頼むぞよ。
牛の横隔膜の筋肉の部分のことを指します。
鉄分・ビタミンB1・カリウムなどが多く、赤身のお肉ですが実は内臓(モツ)の一部。
噛めば噛むほど独特の味わいがあり、肉質は柔らかめなのが特徴です。
ハラミの切り方について
ハラミの切り方についてまとめていきます。

ハラミの写真
赤身の周りに薄い膜の筋がついているのが特徴です。
この筋は固くゴムのようなので取り除かなければなりませんが、まずは剝ぎやすいように上部を切り落とします。

ハラミの上側

切り落としたところ
この上部は硬く太い筋になっているので、あらかじめこのように切り落としておきます。
※ここが残っている状態ではうまく筋がめくれません。
次に端から筋を剥がしていきます。

ハラミの筋をとっているところ
逆包丁で少し切り込みを入れツマミをつくり、そこからめくっていくとやりやすいです。
このように手で簡単にめくるとはがせます。

筋を引っ張るというよりかは、ベリベリとめくるイメージでやるといいよ。

なるほどなのじゃ…
片面の筋が取れた後は、裏返して裏面の筋もとっていきます。
先ほどと同じように、ツマミをつくってめくり剥がしていきます。

ハラミの筋をとったあと

おぉ…
綺麗になったのじゃ!

とった筋は長時間煮込めば美味しく食べられるよ!

勉強になるのぉ…
次は細かい筋をとっていきます。

ハラミの残った筋の部分
一本が大きかったので半分にカットしました。
丸で囲っている部分のような、残った筋を掃除していきましょう。

残った筋を処理したあと
掃除し終えた後は好みの大きさにカットしていきます。
この時に注意しないといけないのはハラミの繊維で、切る時は繊維と垂直に切っていかなければなりません。
ハラミの繊維は縦に走っているので、まずはこのように包丁で切ります。
そのあと横に向けて…
そのまま切っていけば…
このように繊維と垂直に包丁を入れることができ、断面の模様が綺麗にでます。

なるほどのぉ。
細長いまま切ってくのはダメというわけじゃな?

そういうことだよ!
ハラミを選ぶときのポイントは?
ハラミは内臓肉なので、周りに脂が沢山ついているものであれば、赤身の部分もよくサシが入っています。
- 赤身で脂身が嫌いな方は、脂のつきがないもの。
- 柔らかくコッテリしたハラミが好きな方は、脂がよくついているもの。
選ぶ時はこれを参考にしてみてください。

ハラミはサシが入りづらい部位だけど、モノによっては結構入っているものもあるよ。

わしは脂ののったコッテリしたものが好きなのじゃ。

だから太…おっと失礼。

太っ…太ってないのじゃ!
まとめ
- ハラミはまず筋をめくりとる
- 残った筋もきちんと掃除する
- 切る向きには注意!繊維と垂直に包丁を入れる
- とった筋は煮込めば美味しい

まとめるとこんな感じかな?

ありがとうなのじゃ!
勉強になったのじゃ。
コメント