
ぴえろよ!
ホタテについて詳しく知りたいのじゃ!

ホタテ?いいよー!

旬の時期とか、選び方について詳しく頼むぞよ。

わかった!じゃあまとめいくね。
帆立貝(ほたてがい)の知識について
一昔前までは高級貝として知られていましたが、養殖が盛んにおこなわれている現在では比較的安値で流通しています。
貝の中でも一二を争う味のよさで、子供から大人まで人気のホタテ貝。
刺身はもちろんのこと、煮ても焼いても美味しい非常に優れた貝です。
ホタテの生息域や旬の時期
<標準和名>
- ホタテ貝
<主な生息域>
- 東北以北、オホーツク海など
<旬の時期>
- 旬は冬から春にかけて

なるほどなのじゃ。
旬は冬から春なのかの?

そうだね!詳しくまとめるね。
ホタテの旬について
天然のホタテ貝は、産卵期をすぎた冬から春にかけてが旬。
特に美味しくなるのは3月頃で、たんぱく質が増え身が厚くなり旨味も増加します。
産卵期は春からで、この時期になると身は痩せるため味が落ちると言われています。

なるほどのぉ!
ホタテは春までが美味しいのじゃな。

そうだよ。
覚えておいて!
美味しいホタテの選び方
貝類は鮮度が美味しさに直結しますので、できれば生きているものを購入するのが望ましいです。
ホタテを買うときは殻がしっかりと閉じているもの、または触れるとすぐに殻が閉じるものを選びましょう。

なるほどなのぉ…
冷凍のものとかはあんまりよくないのかの?

あー…それについてもまとめておくね。
冷凍のホタテについて
活け物が一番なのは事実ですが、冷凍技術の発達した現代では冷凍物も美味しく食べられます。
貝柱は冷凍しても劣化しないため、生きているホタテと比べれば若干味落ちはしますが、冷凍と言わなければわからないレベル。
購入する冷凍のホタテによっては、解凍後刺身で食べることも可能です。

なるほどなのじゃ!
魚とかとは違って冷凍でも美味しいのじゃな?

漁獲後すぐに冷凍されたものだと、解凍した後にすぐに刺身で食べられるし美味しいよ。
食感はちょっと劣るけどね…

わかったのじゃ!
養殖と天然について
ホタテは天然もの・養殖もの・活けもの・加工ものなど市場には常時入荷があります。
懸念されがちな養殖ものですが、天然のホタテの味と大差なく非常に美味。
天然物にこだわらず、養殖でも美味しい優秀な貝です。

養殖とか天然とか、特に気にしないでいいよ!

了解なのじゃ!
下処理の方法について
殻付きのホタテはコツをつかめば簡単に下処理が可能です。
- 殻と身の間にテーブルナイフなどを入れ、殻の裏側(白い方、平らな方)から貝柱を外していきます。
- 片方が外れたあとは殻が開くので、もう片方も同様にナイフなどを滑らせ剥がしていけば身を取り出せる。
- 外した身は貝柱・ワタ・ヒモ・ウロ(中腸腺)・生殖巣(メスは卵)があり、食用になる部分は貝柱とヒモと生殖巣。
- ヒモの部分は汚れが多いため、まな板の上に置き包丁の背でこすり汚れをとり水で洗う。

真ん中が貝柱で、外側についてるのがヒモ。
ヒモと貝柱をつなぐ部分がワタで、三日月型のやつが生殖巣でオスは白くメスはオレンジ色だよ。
黒い部分のウロについてはちょっとまとめるね。

ウロ…?
ホタテの中腸腺について
ホタテの丸くて黒い部分はウロと呼ばれる部位で、この部分は不要物を溜め込む部分。
プランクトンなどの餌からの毒素や、カドミウムなどの重金属を濃縮する部位でもあるため食用は危険が伴います。
またカキなどの2枚貝に含まれるノロウイルスなども、このウロと呼ばれる中腸腺に存在します。

この部分は昔の流行病「イタイイタイ病」の原因にもなったカドミウムとか、危険がいっぱいだから食べない方がいいよ!

怖いのぉ…
食べるには危険が高いのじゃな。
わかったのじゃ。
まとめ
- 昔は高級、今は安値
- 天然物の旬は冬場
- 鮮度が美味しさに直結する
- 冷凍しても貝柱は劣化しない
- ホタテのウロは食べない方が良い
- 養殖と天然の味に大差はない

まとめるとこんな感じかな?

勉強になったのじゃ。
ありがとうなのじゃ!
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