
ぴえろよ!
イワシについて教えて欲しいのじゃ!

イワシかぁ…知っている範囲で構わない?

構わんぞよ!
知っていることを全てこのわしに教えるのじゃ。

上から…笑
まぁじゃあまとめていくよ。
鰯(いわし)の知識について
かつて日本の総漁獲量の3割を占めていたと言われるほどたくさん獲れた魚。
その分安価で流通していたため安い魚の定番でしたが、近年では漁獲量が減ってきており値段が上がってきています。
名前の由来は水から揚げるとすぐに死んでしまうことから、弱し(よわし)がなまって鰯(いわし)と呼ばれるようになりました。
アメリカなどから輸入されており、加工品には輸入ものがほとんどを占めています。
イワシの生息域や旬の時期
<標準和名>
- 真鰯(マイワシ)
<主な生息域>
- 沖縄以外の日本各地。
<旬の時期>
- 夏が旬

夏の暑い時期が旬なのじゃな。

そうだね。
12~5月は漁獲量が少なくて、味がよくないのに値段が高いよ。
買うのは暑い時期がおすすめだね。
味がよく色々な調理法で親しまれている
イワシは使い勝手の良い魚です。
地方各地では様々な郷土料理が存在しており、千葉県の『なめろう』『酢味噌和え』、博多の『ちり鍋』や石川県の『こんか漬け』『塩いり』などが有名。
煮物・焼き物・揚げ物・酢の物などいろいろな調理法でも合う魚であり、鮮度が良ければ刺身としても美味しく食べられます。
乾燥させて干物や煮干し、加工品としてオイルサーディンなど幅広く活躍している魚です。

イワシのつみれ汁なんかは絶品だね。

お腹が減ってきたのじゃ。
美味しい鰯の選び方
イワシを選ぶときは下記の4つのポイントを見て選んでください。
- 頭が小さく綺麗な銀色をしている
- エラが鮮やかな紅色のもの
- 目が澄んでいる
- 腹を触ると硬さを感じるもの
体全体が黄色みがかったものや、目が赤くなっているものは鮮度が落ちているので選んではいけません。

青魚であるイワシは鮮度が命だよ。
選ぶときはこれらを参考にして選んでね。

わかったのじゃ!
鰯を食べることで老化防止やがんの抑制に効果が期待できる
イワシにはDHAやEPAなどが非常に多く含まれています。
- DHA→脳細胞を活性化させ老化や動脈硬化を防止
- EPA→中性脂肪を低下させがん細胞の増殖を抑える
他にも疲労回復や美肌作りなどに効果が期待できる魚です。

これは耳寄り情報なのじゃ。

イワシは体にとってもいい魚だよ。
食べて損はないね。

なるほどなのじゃ!
鰯の捌き方:手開きについて
イワシは手で簡単に捌くことができます。
小骨が多い魚なので包丁を使って3枚に下ろすよりも、手で開いた方が骨が残りづらく食べやすくなる手開きという方法。
【鰯の手開き】
- 包丁を立てて刃先で、尾から頭までを撫でるように動かし鱗を取る
- 頭を落とし腹を割いて、内臓をかきだし中をよく洗う
- 洗った腹の中に指を入れ、指先で中骨の上をしごくように動かし身を剥がしていく
- 身が開けたら真ん中の大きい骨(中骨)をゆっくり剥がしとる
- 腹に残った骨(腹骨)を包丁ですき取る

イワシは手で開いた方が、細かい骨とかが取れるからおすすめだよ。
ぶっちゃけていうと、包丁の方が早く捌けるのは事実だね。

わかったのじゃ。
わしはもちろん手で開くようにするのじゃ。
まとめ
- 昔はよく獲れた安い魚の代表
- 近年では値段が高騰してきている
- 味がよく万能
- 頭のや魚体の色、目やエラを見て選ぶ
- 包丁でなくとも手で捌ける魚

まとめるとこんな感じかな?

勉強になったのじゃ!
ありがとうなのじゃ!
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