
ぴえろよ!
ウナギについて教えて欲しいのじゃ!

ウナギかー、いいよ!

旬の時期とか、他にも詳しく教えて欲しいのじゃ。

わかった!じゃあまとめていくよ。
鰻(うなぎ)の知識について
日本では古くから馴染みの深い魚であるウナギ。
需要の高さ故に近年では国産養殖でも供給に追いつかず、台湾や中国などから輸入されています。
ウナギの生息域や旬の時期
<標準和名>
- 棟木(ウナギ)
<主な生息域>
- 日本各地
<旬の時期>
- 秋から冬にかけてが旬

秋から冬が旬なのじゃな?

天然と養殖で旬の時期に違いがあるよ。
天然と養殖では旬が違う
天然うなぎは冬眠から目覚めて5月頃から活動を開始します。
8月頃から次第に太り始め、再度冬眠を迎える11月〜12月に脂の乗りがピークに。
夏場のうなぎは実は脂の乗りが悪く、『土用の丑の日』は鰻屋が夏場低下する売上を持ち直すために考えられたと言われています。

天然ものは秋から冬で、養殖のものは特に旬はないのじゃな。

その通りだよ。
産卵のために川を下る『下りうなぎ』が一番美味しいって言われているね。
鰻を食べると精がつく
うなぎはビタミンAやビタミンDが豊富に含まれている魚です。
また鉄分やDHA、EPAなども豊富に含まれており、食べることで精がつくと言われています。
- 疲労回復
- 目や皮膚などの健康維持
- 脳卒中の予防
- 丈夫な骨の維持
- 高血圧の予防
などの効果が食べることで得られます。

ウナギは体にいい魚だよ。

うな重…食べたいのじゃ。
パックの鰻を美味しくする一手間
パック売りされているウナギの蒲焼に、お酒を振りかけてレンジで1分ほど温めると、臭みが消えふっくらと仕上がります。
その後魚焼きグリルやオーブンで軽く焼けば、家庭でも美味しくウナギを食べることが可能。
一手間だけで段違いに変わるのでオススメ。目安は1パックに対してお酒は大さじ1程度です。

美味しく食べるコツがあるのじゃな?

そうだね。
今では料理屋でも加工品を買うような時代だよ。
それだけ数が減ってきているね。

なるほどのぉ…
鰻は生食すると危険?
ウナギのぬめりや血液には血清毒といわれる毒素があります。
この毒素は熱に弱く60℃の温度で5分ほど加熱すれば毒性を失いますので、加熱調理が基本。
目や傷に入ると炎症を起こし、大量に摂取すれば最悪の場合死に至ると言われていますが、少量食べるのであれば問題はありません。

ウナギの刺身がないのは、これが理由なのじゃな?

時間をかけて血抜きしたウナギを、あえて刺身で出している料理屋もあるみたい。
きちんと下処理すれば問題ないよ。

わかったのじゃ!
まとめ
- 天然ものの鰻は数が減ってきている
- 養殖でもおいつかず、輸入に頼っている
- 天然モノは秋から冬が旬で、養殖は一年安定
- 小売の鰻は少量のお酒をかけて温めると美味しい
- 生食は危険。火入れすれば問題はない

まとめるとこんな感じかな?

勉強になったのじゃ!
ありがとうなのじゃ!
コメント