
ぴえろよ!
アワビについて詳しく教えて欲しいのじゃ!

アワビ?
いいよー!

じゃ今回もよろしく頼むのぉ!

わかった!じゃあまとめいくね。
鮑(あわび)の知識について
一般的にアワビというとクロアワビのことを指しますが、種類は他にもエゾアワビ・マダカアワビ・メガイアワビなどがあります。
上記4種類が日本で食用とされているアワビで、刺身でもっとも美味しいのはクロアワビ。
中国では古来、乾燥させたアワビは宝石と同等の価値を持ったという歴史もあり、古くから珍重されてきた食材です。
アワビの生息域や旬の時期
<標準和名>
- 黒鮑(くろあわび)
<主な生息域>
- 茨城県以南から九州地方にかけて、水深20mの岩礁に生息
<旬の時期>
- 夏場が旬

アワビは言わずと知れた高級貝じゃな。
旬は夏なのかの?

厳密に言うと旬と言うよりかは、漁獲できる時期って感じだね。
アワビの旬の時期について
クロアワビやメガイアワビなどは産卵期が秋から冬にかけてです。
この時期は資源保護のために漁獲が禁止されているため、獲れるのは春から夏にかけてでこの時期が一般的に旬とされています。
また北方で主に漁獲されているエゾアワビなどは、夏から秋にかけてが産卵期で禁漁。獲れるのは冬場からになります。

なるほどなのじゃ…
禁漁の時期があるのじゃな?

そうだね。
需要が高いものは数が減ってしまうからね。
最近では養殖もされるようになったよ。

勉強になるのじゃ。
アワビの種類について
日本で食用にされている4種類のアワビについてまとめておきます。
黒鮑(くろあわび)
黒い見た目が特徴で、アワビの中でもっとも高値で取引される種類。
数が減ってきており、天然物の漁獲量は非常に少ない。
味は美味しく食感もいいアワビ。
蝦夷鮑(えぞあわび)
クロアワビより細長く、貝殻の凹凸が激しいのが特徴。
身はしっかりとしまっていて、味はクロアワビ同様に美味しい。
眼高鮑(めだかあわび)
1キロを超えるほどに大きくなるアワビ。
漁獲量は少なく幻の貝とも呼ばれるほどで、程よい甘みと硬さを持った貝。
蒸し煮にすると絶品で、寿司屋などで重宝される。
雌貝鮑(めがいあわび)
クロアワビよりも身が柔らかいのが特徴。
値段も他と比べれば安く手に入り、味も美味しい。
蒸したり煮たりするのに適したアワビ。

こういった特徴がそれぞれあるよ!

わかったのじゃ!
回転寿司のアワビの種類って?
回転寿司などでよく見かけるアワビの種類についてですが、これは「アワビモドキ」と言う種類の貝。
ロコガイなどとも呼ばれることもありますが、実際のところアワビではありません。
また魚介を扱う飲食店で、安価で提供されている小さいアワビは「トコブシ」と呼ばれる貝。
こちらもアワビではなく、台湾からの輸入物が多いです。

知りたくなかった情報なのじゃ。
わしが愛してやまない回転寿司のアワビは…

うん。アワビじゃないよ。笑

な…なぬ…
美味しいアワビの選び方
アワビを選ぶときは殻が深く、身が太ったものを選びましょう。
殻に対して身が大きくて、肉が殻から盛り上がっているものが良いアワビです。

選ぶときはこれを参考にしてね!

わかったのじゃ。
選ぶ機会があれば参考にさせてもらうのじゃ。
アワビの捌き方
アワビは身の表面にたっぷりと塩をふった後、タワシなどで擦ることで表面の滑りや汚れを落とします。
その後殻の薄い方からステーキナイフやスプーンの柄などを差し込み、貝柱を切り身と殻を剥がします。
身の裏側を見ると肝と赤い口がついているので切り落とします。肝は美味しいので料理に使用しましょう。

アワビは結構簡単に調理できるよ!
生はコリコリとした食感で、火を通すと柔らかくなるのが特徴だね。

了解なのじゃ!
まとめ
- アワビの代表格はクロアワビ
- 他にも種類は存在する
- 回転寿司のアワビはアワビもどき
- 似た外見を持つのはトコブシ
- 身の大きさ、殻の深さを見て選ぶ
- 下処理や捌くのは簡単にできる

まとめるとこんな感じかな?

ためになったのじゃ!
ありがとうなのじゃ。
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