
突然なのじゃが…
良いお店の接客ってどんな接客の事を言っておるのかの?

良いお店の接客ね。
具体的にどんなの?って言われると難しいかも。

なんと…おぬしでも説明するのは難しいのかの?

んーそうだね。
あの人に聞いてみよう!じょーかーさーん!

おや…?私を呼ぶ声が…
飲食店での”いい接客”って何?
飲食店はサービス業であり提供する料理の味はもちろんのこと、スタッフの接客態度も重要な項目です。
近年ではSNSなどの普及から、ネット上での口コミもリアルタイムで検索できる為、お店の良し悪しの情報も伝わる速度が非常に早い。
飲食店での良い接客とは一体何を求められるのか、詳しくまとめていきます。

皆様お久しぶりでございます。
私を呼ぶ声が聞こえたのですが…

呼びました!

じょーかーなのじゃ!
実はのぉ…かくかくしかじか…

なるほど!飲食店に求められる接客について詳しく知りたいと。
でしたら私にお任せください。

頼りになるのじゃ。
ではよろしく頼むぞよ。
接客に差が出る重要な項目について
飲食店の接客で競合店との差が特に出る項目があります。
来店した際に「いらっしゃいませ」などの声かけなどは基本中の基本ですが、良い接客というのはお客様に感動していただくということ。
いわゆるホスピタリティ(おもてなしの心)が重要視されている現代では、他の店と同じように接客するのではなく、他の店とは違う心遣いが大切とされています。
<飲食店接客の基本の記事はこちら↓>



良い接客というのは他の店とは違う”気遣い”ができるお店ということです。
他のお店と比べ接客の質で差をつけることで、お客様からの記憶にも残りやすいのです!


なるほど!さすがじょーかーさん!


よーくわかったのじゃ!
ではどんなことで差をつければ良いのじゃ?
他と差が出る入店時の対応
他のお店と接客で差が出るポイントとして、まずは入店対応というものがあります。
お客様が入店した際に差が出やすい項目については下記。
【入店時差が出やすい5つのポイント】
- お客様の入店にすぐ気がつき即座に対応できている。
- 「いらっしゃいませ」との声かけが元気よく笑顔。また入店対応スタッフ以外のスタッフからも声かけがある。
- 入店時、喫煙・禁煙またお店のルールや営業時間などの説明がある。
- ウェイティング時にスタッフから気遣いの声かけがある。
- 席の案内が丁寧かつ常に笑顔で対応できている。
これらが差の出やすいポイントで、忙しい日など手が回らなくなりやすい項目です。
お客様がお店に求める期待値を下げずに、いかに満足度を高めていくかが大切。それらの土台となるのが”いい接客”です。


これらがきちんとできていればいるほど、お客様から会話をしてくださるようになります。
不快に思わないお店であればあるほど、お客様と親しい関係性になりやすいでしょう。


忙しい日でもきちっと対応することが大切ってことだね。
他と差が出る注文や料理提供の対応
次に注文や料理提供の際に差が出やすい項目について。
【注文や料理提供で差が出やすい5つのポイント】
- お客様がスタッフを呼ぶ前にお伺いができている。
- 注文の際に自然なメニューのお勧めができている。
- 料理提供時、熱いものや食べ方など一声声かけできている。
- 済んだ料理の皿やグラスがテーブルにない状態である。また汚れた取り皿の交換などもできている。
- 提供スピードやタイミング、料理の提供の順番など間違いがない。
お客様の言う通りに接客するのがサービスといい、自らが率先してお客様におもてなしするのがホスピタリティというものです。
一昔前まではサービスレベルで十分でしたが、現代ではホスピタリティが求められています。
- お客様が「注文お願いします」と声かけする前にメニューから顔を離せばお伺いをしたり、寒そうなそぶりを見せたら機器の温度の調節をするなど。
常に状況を観察し、お客様が求められるよりも先に行動できるのが今の”いい接客”です。


いい接客に大切なのは心遣いです。
大事な親戚が家に来たと言うイメージが一番しっくりくるかと。


なるほどなのじゃ。
よくわかったのじゃ!
ココは最低限注意しておこう
お客様が接客で不快に思う可能性の高いポイントが存在します。
最低限ここは抑えて守らなければなりません。注意しておきたいのが下記の項目。
【お客様が不快に思うポイントまとめ】
- 身だしなみが不潔(ぼさぼさの髪・厚化粧・香水・爪や制服の汚れなど)
- 声がぼそぼそと小さくやる気がない
- 特定の政党・宗教・球団などを話題にする
- 質問に対して「わかりません」「できません」と即答する
- お客様が言われた言葉を修正する
- スタッフ同士の私語が目立つ
- 柱や壁に寄りかかったり腕組みをしている
- 髪を触ったり、体を掻いたりしている
- お見送りをせずに席を片付け始めている
これらが目立つ場合は改善しておかなければならないでしょう。競合の多い飲食店では他と比べられやすいのが事実。
一つ残念に思うところがあれば、他のお店に流れてしまうことも少なくありません。最低限不快に思われないように営業に臨みましょう。


「今日どこに食べに行こう?」と考えた時に出るお店は3つほどしかない言われています。
この3本の指に入らなければリピート客にはなりません。接客一つで売り上げは左右されてしまうと行っても過言ではないでしょう。


すごーく勉強になりました。


深〜い話になったのぉ。
よい時間じゃった。
まとめ
”いい接客”というのはお客様をもてなす心遣いです。
求められるであろうコトを先読みし、こちらから率先して行うことが大切。
お客様が感動し良いお店だと思っていただくためには、他のお店とは違った気遣いができるかです。
これらができればお店が好きになりリピートするお客様も増えてくるでしょう。それだけ接客というのは大切になった時代ともいえます。


今回はこのぐらいにしておきますね。


ありがとうございました!


知りたいことがしれてよかったのじゃ。
ありがとうなのじゃ!
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