
最近ワインにハマっておるのじゃが…
種類が多くてよくわからんのぉ。

ワインか…
てつじぃさーん!

お呼びですかな?

おぉ…てつじぃなのじゃ。
ワインについて教えて欲しいのじゃ!
ワインについて
一般的にワインとは、ぶどうの果実を原料として醸造したお酒のことです。
現在ぶどうの栽培が行われているのは約60カ国と多く、その中でも特に有名な国は下記のもの。
- イタリア
- フランス
- スペイン
- アメリカ
- ドイツ
- オーストラリア
その他にも『チリ』『アルゼンチン』『南アフリカ』などのワインも、技術や品質が向上し人気が高くなってきています。

ワインの産地は世界的に見ても盛んです。
特に有名なのがこの国々ですね。

さすがはてつじぃだね。
物知りおじさん。

ワインの産地は多いってことじゃな。
ワインの歴史について
メソポタミアの先住人と言われるシュメール人の遺跡で発見された土器から、その頃から既にワインの醸造が行われていたと推定されています。
- その約8000年前からワインは作られており歴史が深い飲料。
紀元前1500年頃からギリシャやローマへ伝わり、その後数百年後にフランスやヨーロッパ全体へ広がったと言われています。

要するに昔から作られているってことじゃな?

ワインの歴史は深く、遥か昔から親しまれていると言われていますね。
ワインの特徴
ワインはブドウ糖や果糖が含まれています。
そのため米や小麦などの穀物から作るお酒と違い、酵素によるデンプンを糖化する工程がありません。
また土壌や天候などの影響、ぶどうの品種によって色濃く反映される醸造酒なので、味や風味が毎年安定しづらいという特徴もあります。

この味や風味の出来を早く知ることができるのが、ボジョレーヌーボだよね?

その通りです。
なので毎年解禁日になると注文が殺到するというわけなのです。

ボジョレー…ヌーボ?
それはなんぞよ?
ボジョレーヌーボについて
ボジョレーヌーボー(Beaujolais Nouveau)とは、フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で造られる赤ワインのことです。
- 通常のワインとは異なり、その年に収穫されたブドウをごく短期間で造るワイン
通常ワインは熟成させますが、この熟成期間が極端に短く、その年のワインの味を一番早く知ることができると人気。

ボジョレーヌーボの解禁日は、毎年11月の第3木曜です。

熟成をほぼさせてないから、味わいは軽くて飲みやすいんじゃないかな?

知らなかったのじゃ!
ワイン好きには人気なのじゃな。
ワインの分類について
ワインは産地も多く種類も豊富です。
ブランドも多いワインですが、大きく分ければ4つの種類しかありません。
どのワインもこの4つの中に分類されるので、大まかな種類については知っておきましょう。
非発泡性ワイン
ワインを造る過程で出る炭酸ガスを一切残さないワインです。
静かで泡が立たない様子から『スティルワイン still wine』とも言われます。
スティルワインは下記の3つの種類があります。
<赤ワイン>
ぶどうの皮に色素が多い黒いぶどうを原料として造ったワインです。皮を取り除かずに、果汁とともに発酵させて造るので、皮の色素がそのままお酒につきます。
また皮の色素は『アントシアニン』という色素で、抗酸化作用があり健康面や美容面でも効果があります。
<白ワイン>
白ぶどうを原料に造るワインです。ぶどうの色は緑色〜黄色のぶどうを使用しますが、場合によっては黒ぶどうの皮を取り除いて造ることもあります。
<ロゼワイン>
ロゼワインはピンク色のワインです。赤ワインに使う黒ぶどうと、白ワインに使う白ぶどうを混ぜて造ったり、赤ワインを造る過程で発酵の途中、皮を取り除いて造ったりします。

これはワシでも知っておるのじゃ!

発酵中に出る炭酸ガスを残さずに作っているワインだね。

次はその炭酸ガスを活用したものを紹介します。
発泡性ワイン
『スパークリングワイン sparkling wine』と言われ、泡の立つワインという意味です。
発酵中にできた炭酸ガスを一緒に閉じ込めてつくられるワイン。
製造方法は以下の4つがあります。
- スティルワインに蔗糖や酵母菌を加えて瓶内で二次発酵させる方法
- タンクで大量に二次発酵させたものを瓶詰めする方法
- 瓶内で発酵させて造った『スパークリングワイン』を、新しい瓶に濾過(ろか)してつめかえる方法
- 発酵途中のワインを瓶に詰め、瓶内で残りの発酵を行う方法

よくいうシャンパンというやつじゃな?

シャンパンはフランスにあるシャンパーニュ地方で作られたものの限定の呼び方です。
数ある条件を満たしたスパークリングワインが名乗ることのできるブランド名といったイメージですね。

それは知らなかったよ。
勉強になるなぁ。
酒精強化ワイン
スティルワインをつくる途中や、つくった後にブランデーなどを入れアルコール度数を高めて発酵を止めてしまう。このような技法でつくったワインを酒精強化ワインと言います。
『フォーティファイドワイン fortified wine』といい、アルコール強化ワインとも言われます。

日持ちするワインじゃな。
すぐに酔いそうなのじゃ。

間違いないね。
混成ワイン
『フレーバードワイン』や『アロマティックワイン』といわれるものです。
ワインの中に香草や薬草で香りに変化を加えたり、はちみつや果汁などで味に変化を加えたワインのこと。
ベルモットやサングリアなどがこれに当てはまります。

サングリアは美味しいのぉ!

甘党っぽいもんね。笑

ワインの基本的な種類についてはこの4つですね。
まとめ
- ワインの歴史は古い
- 栽培されている国も多い
- 作り方によって主に4つの種類に分けられる
- その年の気候などで味が左右される
- 味がブレるので、その年のワインを早く飲めるボジョレーヌーボは人気が高い

今回はこのぐらいにしておきますね。

勉強になったよ!

ありがとうなのじゃ!
詳しくしれて良かったのじゃ!
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