
あの…あれじゃ…
大根の小さいやつ…なんじゃったかの?

かぶじゃない?

それじゃ!
かぶについて今回は教えて欲しいのじゃ!

いいよー!じゃあかぶについてまとめていくね。
蕪(かぶ)の知識について
かぶの原産地は中央アジアか地中海沿岸などと言われています。
日本では古くから食されてきている蕪。
非常に長い栽培の歴史があり、品種も多くその数なんと80種類。
風土により大きさや形が異なり、地域ごとに特産のものが存在します。
蕪の成分表
<エネルギー>
- 20カロリー/100グラム
<栄養成分>
- ビタミンB1、B2、C
- カリウム
- ジアスターゼ
- カロテン
- カルシウム
<時期>
- 3月〜5月
- 10月〜12月

かぶは品種が多いのじゃな!

大きさや形、色なんかも一つ一つ違う特徴を持ったかぶが多く存在するよ。
かぶは葉の部分の方が栄養が高い
かぶは身の部分は水分が多く、葉の部分の方が栄養価が高いのが特徴。
実はジアスターゼやビタミンCなどを含み、葉はカロテンやカルシウムなどが豊富です。
- 消化を助ける
- 胃もたれ胸焼けにいい
- 体を丈夫にする
- がん予防
などの効果が食べることで得られます。

なるほどなのじゃ!
葉の部分の方が栄養が豊富なのじゃな。

そうだね!大根と同じジアスターゼという、消化を助ける効果のある成分も豊富だよ。
美味しいかぶの見分け方
美味しいかぶの見分け方ですが主に3つ。
- 葉が綺麗な緑色でしおれておらず元気なもの
- 実に傷がなくハリがある
- ひげ根が少ないもの
身の部分だけではなく葉も見分けるポイントになります。

これが美味しいかぶの見分け方なのじゃな…


ありがとうなのじゃ!
参考にするのじゃ!
かぶの種類について
80種類以上もあるかぶの品種ですが、大きく分けて抜粋しまとめておきます。
<かぶの種類>
小かぶ(金町系):一般的に流通しているかぶ。柔らかくて甘みがある品種。
芽かぶ:小さい実のかぶで、姿形そのまま酢の物や吸い物として使われる品種。
サラダかぶ:こちらも小さめのかぶで柔らかく甘みがあるもの。生食用のかぶ。
大かぶ:非常に大きいかぶで、京都の聖護院かぶの千枚漬けなどが有名。
赤かぶ:実の中まで赤いかぶ。生で食べることが多く煮物は出汁が濁るので向かない。

おーわかりやすいのじゃ。

他の種類のかぶもだいたいこの中のどれかの仲間になると思う。
大まかにいえばこんな感じの種類があるよ。

勉強になるのじゃ…
かぶの保存方法について
かぶは葉つきのままだと実の水分がどんどん抜けていってしまうので、購入後すぐに葉と実を切り離しましょう。
葉は冷蔵庫で1〜2日、実の方は冷蔵庫で3〜4日ほど保管が可能。
乾燥を防ぐためにビニール袋や新聞紙に包んでおくと良いでしょう。

葉はあまり日持ちしないのじゃな…

塩茹でして冷凍しておけば長期保存が可能だよ。
葉は塩茹でしておけば冷凍保存が可能。
葉は何もせずにそのまま冷凍してしまうと傷んでしまうので、事前に塩茹でをしておくことで冷凍できます。
- 鍋にお湯を沸かす
- 塩を入れる(目安は海水程度の塩加減)
- 沸騰すればかぶの葉を入れ1分ほど茹でる
- ザルにあげ水を張ったボウルに茹でた葉を入れ冷ます
- 絞って水気を切り密閉袋に入れ冷凍庫へ

少し固めかな?ぐらいがちょうどいいよ。
塩茹ですれば鮮やかな緑色になるし、水に落とすことで綺麗に出た色を定着させることが可能だよ。

ほー…そんな方法はあるのじゃな。

日本料理でよく使われる”色だし”と”色止め”っていう技法になるね。
白い実の方は酢漬けにしておけばよく日持ちするよ。
菊花かぶ(蕪の酢漬け)の作り方
菊花かぶは正月料理などでたまに見かけたりする蕪の酢漬けです。
事前に蕪に切り込みを入れて酢漬けすることで、かぶが菊のように見えることからこの名がつきました。
- かぶのヘタを取り皮を剥く
- 落としたヘタの部分を下にしまな板におく
- 切り離さないよう注意しながら、深く十字に切り込みを入れる
- 水に対して3%の塩を入れた塩水に、先ほどのかぶをつける
- 切り込みを入れた部分が柔らかくなれば塩水から取り出す(最低30分ほどかかる)
- 水気をよく切り好みの大きさにカットし、準備しておいた甘酢に漬け込む

菊花かぶか…難しそうじゃのぉ。

切り込みを入れる時かぶを挟むように、割り箸をまな板の上においておけば、切り離す心配がないからやりやすいと思うよ。

なるほどなのじゃ!
割り箸が刃を止めてくれるのじゃな。
それならわしでもできそうなのじゃ!
まとめ
- かぶは葉の方が栄養が高い
- 葉と実両方で美味しいかぶを見分ける
- かぶの種類は豊富
- 保存は冷蔵庫、長期保存は冷凍や酢漬け

まとめるとこんな感じかな?

参考になったのじゃ!
さっそく菊花かぶにチャレンジしようと思うぞ。

うん、頑張ってみて!
コメント