
今回はほうれん草について教えて欲しいのじゃ!

ほうれん草かぁ…いいよ!
どんなことが知りたいの?

美味しいほうれん草の見分け方とか、保存方法なんかについて詳しく知りたいのぉ…

わかったよ!じゃあまとめていくね。
菠薐草(ほうれんそう)の知識について
ほうれん草は西アジアが原産であり、そこから世界中に広まったと言われています。
日本に渡来したのは中国から。当初はアクの強い野菜でしたが、近年では品種改良によりアクの少ない品種が流通しています。
ほうれん草の成分表
<エネルギー>
- 20カロリー/100グラム
<栄養成分>
- ビタミンC、B群
- カロテン
- カルシウム
- 葉酸
- 鉄
<時期>
- 12月〜1月

12月ということは時期は冬じゃな。


なるほどのぉ…
わかったのじゃ!
ほうれん草は貧血に効果大
ほうれん草は栄養価の高い野菜です。
中でもビタミンや鉄などのミネラル分が豊富なのが特徴。
鉄の吸収を助けてくれるビタミンCや造血を促す葉酸など、貧血に効果が期待できる食材です。

なるほどなのじゃ。
わしは最近立ちくらみに悩んでおるのじゃ…

ほうれん草を毎日食べなさい。笑

これを聞いてそう思ったのじゃ。
毎日食べて貧血改善してやろうと思うのじゃ。
美味しいほうれん草の選び方
ほうれん草は葉の色が濃い緑をしていて、葉先がしおれておらずピンと張っているものを選びましょう。
また全体的にみずみずしくハリのあるものが新鮮です。しおれていたり葉が傷んでいるものは購入を控えたほうが良いでしょう。
あと見るべきところは茎の太さで、細すぎず太すぎないものを選ぶのもポイント。

なるほどのぉ…
見分け方はこれじゃな?

そうだね。みずみずしくて綺麗な緑色をしているもの、変色なく茎の大きさがちょうどいいものを選ぶといいよ。

わかったのじゃ。
ほうれん草の保存方法について
ほうれん草は鮮度が命の野菜です。
収穫後葉先から水分がどんどん蒸発していってしまうので、できれば購入したその日に調理しきるのがベスト。
保存する場合は葉先が乾かないように、湿らせた新聞紙に包んでビニール袋に入れ野菜室で保管すれば2〜3日は日持ちします。

長く保存したい時は茹でろってことじゃな?

要約するとそうなるね。笑
ほうれん草の塩茹でについて
ほうれん草の茹で方についてまとめておきます。
茹で過ぎると風味や栄養も抜けてしまうので、ポイントを抑えて上手に茹でましょう。
- ほうれん草をよく洗う
- 茎の根元部分に十字に切り込みを入れておく
- 鍋にお湯を沸かし塩を入れる(水に対して3%の塩)
- 沸騰すればほうれん草の葉を持ち、茎の部分を湯につける
- 茎が柔らかくなれば、持っている葉の部分もつける
- そこから30秒ほど茹でれば、冷水に落として冷ます

ほうれん草のアクはシュウ酸っていうものだよ。
水につけすぎるのも栄養と味が抜けるから、つけすぎも注意してね。

冷めれば水から出してオッケーじゃな?

そうだね!しっかりと水気をきって、料理に使ったり冷凍保存したりすればオッケーだよ。

了解なのじゃ!
シュウ酸について
ほうれん草のアクの正体はシュウ酸です。
このシュウ酸というものは大量に摂取すると結石の原因になると言われている危険なもの。
近年では品種改良によりアクの少ない品種が増えてきており、気にされる機会は少なくなっています。
茹でて急激に水にさらすことで抜くことができる為、大量に摂取する可能性があればこの過程は踏んでおきましょう。

シュウ酸は危険じゃな!
ほうれん草のアクが危険なのは聞いたことあったのじゃ。

茹でて水にさらせば問題ないよ。
人の体に影響が出るのは大量に食べた時だから、そこまで心配いらないかな?

なるほどのぉ…
勉強になるのじゃ。
根元の赤い部分は何?
ほうれん草の根元の赤い部分は骨の形成に重要なマンガンが豊富に含まれています。
変色と間違われて捨てがちですが、捨てるともったいない部分。
甘みもあるので捨てずに活用しましょう。

知らなかったのじゃ。
今まできって落としておった。

もったいないよ。これからはちゃんと食べてね!

もっと早く聞いておけば良かったのじゃ…
まとめ
- ほうれん草は鮮度が命
- 栄養価は高く貧血に効果が期待できる
- 長期保存は茹でて冷凍
- アクの正体はシュウ酸で結石の危険あり
- 茹でて水にさらせばアク抜きができる

まとめるとこんな感じかな?

参考になったのじゃ!
ありがとうなのじゃ!

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