
ぴえろよ!クイズなのじゃ!
米粒よりも小さくて食べるとプチプチしておるものなんじゃと思う?

んー…ゴマ!

正解なのじゃ!
なぜわかったのじゃ?

そうだね…逆にゴマ以外何があるの?

…そんなことより今回はゴマについて詳しく教えて欲しいのじゃ!

いいよーじゃまとめていくね。
胡麻(ごま)の知識について
胡麻の原産地はアフリカ地帯であり、日本には中国から渡来したと言われています。
昔から”不老長寿の薬”とまで言われていた胡麻は、栄養価が高い健康食品。
胡麻の成分表
<エネルギー>
- 578カロリー/100グラム
<栄養成分>
- ビタミンB群、E
- 脂質
- たんぱく質
- カルシウム
- 鉄
- セサミン
<時期>
- 9月〜10月

胡麻は栄養が豊富なのじゃな?

中でも最近ではセサミンなんかが注目されているね。
胡麻は栄養の宝庫
胡麻にはミネラル分や不飽和脂肪酸のリノール酸やオレイン酸などを多く含みます。
それ以外にも脂質に含まれるセサミンはサプリメントなどに活用されるほどです。
- 抗酸化作用
- 老化防止
- 肝機能の改善
- 動脈硬化を防ぐ
- 血圧を下げる
など様々な体にいい効果が胡麻を食べることで得られます。

なるほどなのじゃ!
今のうちにたくさんとっておこうかのぉ。

胡麻は体にいいよ!それとほとんどが中国からの輸入で、国産は1%未満ってのも知っておいて!
国産は値段が跳ね上がるよ。

ということは一般的に出回っているのはほとんど輸入物ってことじゃな。
勉強になるのじゃ。
白ごま・黒ごま・金ごまの違いについて
胡麻には大きく分けて3種類ありますが、違いについて簡単にまとめておきます。
白ごま | 黒ごま | 金ごま |
白色のごま | 黒色のごま | 茶色、黄金色のごま |
万能で合わせやすい | 独特の風味がある | 旨味やコクが強い |
若干油分が多め | 油分が少なめ | 白ごまよりも油分が多め |
値段は黒ごまとほぼ同等 | 値段は白ごまとほぼ同等 | 3種類の中では一番高い |
国産のものになれば値段は跳ね上がりますが、一般的な違いについてはこの表を参考にしてください。

なるほどなのじゃ!
わかりやすいのじゃ!

金ごまが一番高級とされているよ。
白ごまは合わせやすく、黒ごまは和菓子なんかでも使われるね。
胡麻の保存方法について
一般的に流通しているのは乾燥のものです。
そのため密閉容器に入れ湿気を避けると長期保存が可能。
水滴や素手で触ったりすると劣化が早まります。

保存は乾物としての保管で大丈夫なのじゃな?

そうだね。保存の天敵は水気だよ。

気をつけるようにするのじゃ。
炒りゴマの作り方
胡麻はそのままでも美味しく食べることができますが、炒りごまにすることでより香りよく美味しく食べることができます。
作り方は慣れれば簡単なので、ぜひ一度やってみてはいかがでしょうか?
- フライパンか片手持ちの鍋を用意する
- 油などを敷かずにそのまま胡麻を入れ火にかける
- 火を強め鍋を少し離し、遠火で鍋振りをし胡麻を炒る→鍋振りができなければ木じゃくしなどで混ぜながら炒る
- 香りが立ち胡麻が色づき始めたら火を止め、皿に上げて冷ます

やりすぎると焦げた匂いがするよ。
なるべく均等に炒ることが大事だね。

ほーなるほどなのじゃ。
これで胡麻がもっと美味しくなるのかの?

そうだね!
余熱でも火が入るから、色がつき始めたかな?ぐらいで火を止めるのがちょうどいいと思うよ。

わかったのじゃ!
やってみるのじゃ!
胡麻は食べる直前に擦る
胡麻は擦ることで栄養素をより吸収しやすくなります。
理由は固い皮を潰すことにより、体内に取り入れやすくなるため。
擦ってから時間が経つと、逆にリノール酸などが酸化してしまうので食べる直前に擦るのがベスト。

とんかつ屋さんで小さなすり鉢と胡麻を持ってくる理由はこれなのじゃな?

あーそうだね!ソースと一緒にお好みで入れていただいて…って持ってくるやつでしょ?

そうなのじゃ!
あれは擦るのが面倒じゃからお客にやらせよう。
って発想なのかと思っておったわ!

…それも一理あるかもね。笑
まとめ
- 胡麻は栄養価が高い
- 大きく分けて胡麻は3種類
- 国産は値段が高い
- 炒りごまは焦がさないよう注意が必要
- 擦る場合は食べる直前がベスト

まとめるとこんな感じかな?

参考になったのじゃ!
これで胡麻博士になれるのじゃ!

そんな仕事聞いたことないわ。
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