
ぴえろよ!
クルマエビについて教えて欲しいのじゃ。

クルマエビ?いいよー!

旬の時期とか詳しく頼むのぉ。

いいよー!じゃあまとめていくね。
車海老(くるまえび)の知識について
エビといえばクルマエビと言われるほど、日本では馴染みの深い食材です。
江戸時代の頃からエビの代名詞として親しまれており、現代でも高級食材として人気が高い。
腰が曲がるということから老人に見立てて漢字で海老と書き、体を曲げた状態が車に見えることから車海老(くるまえび)と呼ばれています。
クルマエビの生息域や旬の時期
<標準和名>
- 車海老(くるまえび)
<主な生息域>
- 北海道南部など。その他韓国・中国・台湾・オーストラリア等
<旬の時期>
- 旬は初夏

車海老の旬は夏なのじゃな?

天然物はそうだよ。
車海老の旬について
天然物のクルマエビは6〜8月にかけてが旬です。
しかしながら内湾の汚染などから日本で漁獲が少なく、流通している9割は養殖や輸入のものが大半。
養殖されているクルマエビは秋から冬にかけてが旬で、この時期になると甘みの元であるグリシンなどの量が増えるのが特徴です。

天然と養殖で違いがあるのじゃな!

今では天然のものがあまり獲れなくなっているんだよ。

なるほどなのじゃ。
車海老の種類について
クルマエビが獲れなくなってきた現代では、代用品として安価なクルマエビの仲間が流通しています。
【クルマエビ科の海老たち】
- 大正えび/茹でて寿司ネタなどにも利用されているエビ。
- インドエビ/インド洋などでよく取れる白い色をしたエビ。
- アシアカ/東南アジアなどからよく輸入されている灰色をしたエビ。
- ブラックタイガー/大きくなると30cmを超えるものもあり、スーパーでも主流の家庭の味方。
- バナエイエビ/最近よく流通されるようになったエビで、成長が早く病気にも強い。
- シバエビ/細かなゴマ状の斑点が特徴の小さいエビで、昔は安価で今は高級。
- サルエビ/他のエビと比べると少し大きめで、えびせんなどの原料にもなるエビ。
- アカエビ/大きく成長し食用にもなるエビで、小さいものは釣り餌などに利用。

これらのエビは輸入物も多いけど、十分に美味しく食べられるよ!

聞いたことあるのも多いのぉ。
ブラックタイガーとかはスーパーでよく買うぞよ。

背わたをとって皮を向いた後、調理する前に塩と片栗粉をかけて水洗いすると、エビの臭みが取れるからオススメだよ。
この辺のエビは下処理としてやっておいたほうがいいね。

なるほどなのじゃ。
勉強になるのぉ。
美味しい車海老の選び方
一本で数千円なんてこともある高級食材である車海老は、原則生きているものを購入しましょう。
死ぬとすぐに鮮度が落ちてしまう特徴があり、料理屋でも調理する直前まで生かしておいたりします。
殻から透けて身が見えるので、しっかりと身が詰まっているものも選ぶポイントです。

選ぶときはこれを参考にしてね!
大きさでは味に変化がないから、作りたい料理に合わせて大きさを選ぶといいよ。

了解なのじゃ!
海老の下処理について
クルマエビだけでなく、エビ全般は背ワタをとるという下処理をしなければなりません。
エビは歯がなく餌を食べる時に砂と一緒に口に入れ、砂ですりつぶしながら食べると言われてます。
そのため背ワタ(腸の部分)に砂が入っていることがあり、また若干の臭みもあるので、楊枝などで背中を浅く刺し抜き取りましょう。

背ワタはとったほうが美味しく食べれるよ。
面倒だけどやったほうがいい下処理だね。

こういった理由でとっておったのじゃな。
タメになるのぉ。
美しい赤い色の正体って何?
エビは熱を通すと赤く色づきますが、これはアスタキサンチンという色素成分が原因です。
この成分は自然界最強の抗酸化作用と言われることもあるほど、美容にも効果が期待できるもの。
美しい赤色は料理の彩りにもなり、また食べても非常に有用な効果を持った成分です。

女性の味方じゃな!
エビはすごいやつなのじゃ。

縁起物としても古くから活用されている食材だからね。
腰が曲がっても長く生きられるよう、おせちなんかにも入れられているね。

これから毎日食べようかのぉ。
美容、美容。うふふふふふ…

こわっ…恐怖でしかない。笑
まとめ
- エビの代表格であるクルマエビ
- 一本で千円を超えることもある高級食材
- 鮮度が落ちやすく、原則生きているものを選ぶ
- 大きさでは味は変わらない
- 赤い色は美容に効果がある成分

まとめるとこんな感じかな?

勉強になったのじゃ!
ありがとうなのじゃ。
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