豚肉の知識/豚肉の部位と特徴について

肉類の知識
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piero

飲食業一筋のピエロ。
和食・洋食・中華・居酒屋・創作料理・専門店など幅広く経験済み。
調理技術はもちろん接客サービスや店舗管理能力も優れているという。
飲食店経営/飲食コンサル/人材マネジメント/店舗管理/等
飲食業を突き詰めた…男?笑

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くらうんくん
くらうんくん

ぴえろよ〜!

豚肉の部位について教えて欲しいのじゃ!

ぴえろ
ぴえろ

部位について?

いいよ!

くらうんくん
くらうんくん

じゃあ今回も頼むぞよ。

ぴえろ
ぴえろ

わかった!

じゃあ順にまとめていくね。

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カタ/ウデ

ウデの部分は運動量が多く筋肉質なのが特徴。

肉質は少し硬めで多少筋っぽく、しっかり豚の味を楽しむことができる部位。

脂肪分も程よく混じっていて、値段は他のと比べても安価。

【オススメの食べ方】

塊肉であればカレーや煮込み料理に、薄切りのものはサッと炒め物が美味しい。

トントロ

首の部分で脂のノリがよく、豚肉にしてはサシが入りやすい部位。

コリコリとした食感が特徴で、歯ごたえのある身が楽しめる。

味が濃く噛めば噛むほど肉汁が出るジューシーな部位でもあります。

【オススメの食べ方】

焼き物・炒め物がベスト。

独特のコリコリした食感が持ち味で、煮たりするとこの食感が損なわれてしまう。

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肩ロース

首から肩にかけての部分で、ロースに続く部位。

脂の入りが程よく旨味も強いのが特徴で、どんな料理にも使いやすい。

【オススメの食べ方】

炒め物・焼き物・揚げ物などどんな料理でも使いやすい。モノによっては焼くと多少臭みがある。

ロース

肩ロースから続く、胸から腰にかけての背中側の部分。

肉質のキメが細かく柔らかい身で、外側に上品な脂がついているのが特徴。

豚肉の中でも高値で取引されています。

【オススメの食べ方】

トンカツやしゃぶしゃぶなど。加熱しすぎると身が固く絞まるので、長時間の加熱調理は向かない部位。

身と脂の間に筋があるので、等間隔に切り込みを入れると肉縮みが少なくなる。

ヒレ

ロースの内側にある少量しか取れない貴重な部位。

脂身がほとんどない赤身で、肉質は柔らかいのが特徴。

特有の旨味があり、値段も他の部位と比べそれなりに高い。

【オススメの食べ方】

脂身が少ないのでパサつきやすい部位。

肉に負荷をかけないよう低温でじっくり加熱するか、トンカツや唐揚げなど衣をつけて揚げるのがベストな調理法。

バラ

胴部分のお腹側の部分。

赤身と脂肪が順に層になっているのが特徴で、この見た目から別名”3枚肉”とも呼ばれる。

脂が多くコクがある部位で、赤身の部分の肉質はやや硬めですが、脂が多いので加熱しても肉縮みは少なく固くなりづらい。

【オススメの食べ方】

豚の角煮などの煮込み料理や、焼き豚などの焼き物といろいろな料理で美味しく食べられる。

骨付きはスペアリブ、燻製したものはベーコンと呼ばれ流通。

下処理として茹でたり脂身を焼いて、脂抜きすると多少クセが抜ける。

もも

ももの部分で『ウチモモ』『シンタマ』に分けられる。

脂身が少なめで赤身が大半を占める部位で、肉質はキメが細かく柔らかいのが特徴。

【オススメの食べ方】

加熱しすぎると固くなり、脂身も少ないので煮込み料理には向かない。

サッと炒めたり、焼き豚などの焼き物などがオススメ。また加工品でボンレスハムなど美味しく食べられる。

そともも

ももの外側のお尻に近い部分。

キメが多少荒く肉質は硬めで、赤身が多く脂身はウチモモと同じぐらい。

【オススメの食べ方】

味は淡白なのでクセがなく色々な料理に活用しやすい。

肉質は荒く硬めなので、薄切りにしたりひき肉にするのが美味しく食べるコツ。

まとめ

流通している豚肉の部位についてまとめました。

それぞれ特徴があり、部位によってベストの調理法が違います。

ぜひ参考にしてみてください。

ぴえろ
ぴえろ

部位についてはこのぐらいにしておくね。

くらうんくん
くらうんくん

ためになったのじゃ!

ありがとうなのじゃ。

コメント

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