
ぴえろよ!
イトヨリダイっていう魚をスーパーで見かけたのじゃが…

イトヨリか…
上品な味の魚だね。

そうなのかの?
どんな魚なのか気になっておるのじゃ。

じゃあ簡単にまとめていくよ。
いとより鯛の知識について
イトヨリはフレンチではフォアグラ的存在の立ち位置にいる高級魚。
黄色い線の入った赤い美しい魚体をしており、料理屋などで重宝されています。
ただし身が柔らかく味が繊細なため、あまり家庭料理としては活用されにくく、日本のスーパーなどで見かけると値段は比較的安価で取引されています。
イトヨリの生息域や旬の時期
<標準和名>
- 糸撚鯛(いとよりだい)
<主な生息域>
- 本州中部以南から東シナ海まで
<旬の時期>
- 春から初夏にかけてが旬

春ごろが旬の魚なのじゃな。
高級魚とは知らなかったのじゃ。

あんまり知られていないからね。
産卵期の前が旬の魚だよ。
産卵期は5〜6月で旬はその前の時期
イトヨリは産卵期が5〜6月頃であり、旬はその前の春から初夏にかけてです。
産卵期前に餌を食べ栄養を蓄えるので味がよくなり、その時期になると市場にもよく出回るようになります。
ただしこの魚自体が淡白で上品な味わいが特徴なので、旬の時期を外したとしても通年美味しく食べられます。

一応旬はあるけど、一年を通じてそこまで味に変化がない魚とも言えるよ。

なるほどなのじゃ!
理解したのじゃ。
いとより鯛の選び方
イトヨリを購入するときに見るべきポイントは下記のもの。
- エラが鮮やかな紅色をしている
- 全体的に色艶が良いもの
- 触ると硬さを感じるもの
これらに当てはまるイトヨリが新鮮で美味しいので参考にしてください。

買う時はこのポイントを抑えて選んでね。

了解なのじゃ!
いとより鯛の皮は美味しい
身は淡白で繊細なイトヨリですが、皮には独特の甘みと香りがあります。
- 皮目も鮮やかな赤と黄色の模様が特徴なので、皮ごと調理するのがおすすめ。
刺身にする場合は柵取りした身の皮にお湯をかけて、氷水に落とし冷ました後皮ごと引く”湯霜造り“が一番です。
焼き物などにも活用されますが、繊細な味が特徴のため昆布などと一緒に蒸し物として食べるのがいいでしょう。

おー気になるのじゃ。
食べてみたいのぉ。

綺麗な皮を生かした調理法がいいと思うよ。
皮も身も柔らかいから、蒸してポン酢で食べるのとかが一番じゃないかな?

わかったのじゃ!
まとめ
- フレンチなどでは高級食材
- クセがなく上品な味わい
- エラや腹部で鮮度を見分ける
- 旬を外しても美味しく食べられる
- 皮を生かした調理法がおすすめ

まとめるとこんな感じかな?

勉強になったのじゃ!
ありがとうなのじゃ!
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