
しかし日本は平和な国じゃのぉ…

突然どうしたの?笑

いやぁ…テレビを見ておってのぉ。
海外の特集を見て改めて感じたのじゃ。

確かに。世界的に見ても平和で、観光客も多いもんね。

多いのぉ。外国人の観光客に向けて営業しているお店もあるぐらいじゃし。

おや?面白そうな話をしてますね。

じょーかーさん!お久しぶりです。
インバウンドとは?
インバウンドとは訪日外国人のことで、主に外国人旅行客の事を指します。
日本に旅行しに訪れる外国人は近年増加の一歩をたどっており、2012年836万人であったのが、2017年には2800万人を超えています。
日本の政府は2020年に4000万人、2030年には6000万人という目標を掲げ、日々様々な政策を検討しており今後も伸びてくる模様。
今後も伸びることが予測されるインバウンドに対して対策を練ることで、お持ちの事業にプラスになることは間違いありません。

じょーかー久しぶりなのじゃ!

皆様お久しぶりでございます。
インバウンドについてですが、きちっと対応することができれば非常に美味しい市場になるのはご存知でしょうか?

興味アリ!教えてください。

おぉ…面白い話になりそうじゃな。
外国人観光客が訪日前に期待していることって?
まず訪日前に何に期待してくるのか?観光庁がアンケートをとったところ…
- 旅館に宿泊…16.3%
- 日本酒を飲む…22.0%
- 温泉が楽しみ…25.5%
- 繁華街の街歩き…40.6%
- 自然・景観観光…45.7%
- お買い物…53.8%
- 日本食を食べる…67.7%
という結果に。一番需要があったのが日本の食べ物を食べること。
このアンケートのように日本のサービス産業はインバウンドの需要が高く、有効活用できれば売り上げアップが期待できるというわけです。

この中でも一番の人気は”日本食を食べたい”ということ。
海外の観光客からは、日本の外食産業に関心が高いことが、このアンケートからも読み取ることができますよね?

本当だ!
小売店や飲食店は視野に入れておきたい案件だね。

半数以上が日本の食べ物を食べたいと考えているのじゃな。
すごい数なのじゃ。
国別訪日旅客について
日本ではどの国が旅客として多いのか?1位が中国で735万人と全体の4分の1を占め、2位が韓国で714万人、3位台湾456万人と4位香港223万人。
上位4つで全体の約4分の3を占めており、残りは100万人以下でおよそ20各国が占めております。
日本と近い中国や韓国などのアジア系が多く、今後も伸びてくるであろう市場です。

日本への旅客はアジアの国が中心だね。

作用でございます。
どちらかといえば、英語より中国語やハングルなどのメニューなどを置いておく方が、旅客数的には効果的でしょう。

しかしすごい数じゃな…
日本は旅行先としても人気があるのじゃな。
具体的なインバウンド対応について
インバウンド対応に重要なことは、大きく分けて集客方法と接客対応の主に2つ。
「どのようにして集客するのか?」「言葉の壁を乗り越えてどうやって接客していくのか?」ここが重要項目となってきます。
では具体的にどうすれば良いのか?下記にまとめていきます。
メニューの工夫
外国語を話せる従業員を常に配置できるのならベストですが、なかなか難しいのが現状です。
言葉が通じなくとも料理の選択や注文に関しては、メニューを工夫することで対応が可能。
多言語表記・写真入りのメニューなどの工夫や、タブレット型のメニューや翻訳機の導入をすることでストレスなくスムーズに注文ができるでしょう。

接客ツールであるメニューを工夫することで、見込み客の来客する可能性がぐっと高まります。

なるほどなのじゃ!
メニューはまず大切じゃな。

外国人向けのメニューっていうのは必須なのかもね。
Wi-Fiなどの設定
店舗でのWi-Fi設置は店舗への集客にもつながると言われている項目です。
外国人観光客の通信環境への悩みを解決することができ、お店での滞在時間の増加につながるのもポイントの一つ。
現在は多くの人々がSNSを使用しているため、ネットを通じてリアルタイムの情報共有してくれることで、新たな顧客の獲得にも効果的。

ネット環境がある場合は、一度検討してみても良いでしょう。

確かに店でWiFiがつながると嬉しいのぉ。

お店のコンセプトに合えばやってもいいかもね!
キャッシュレス化
飲食店利用の際に言語の壁からストレスにつながるのが会計時。
通貨の違いから会計に要する時間や、通貨の両替などの手間がかかったりします。
そのような問題を解決してくれるのが、キャッシュレス化による会計の手間の改善。

現金だけでなくカード決済などキャッシュレス化は視野に入れるべきポインドです。

カードが使えるから、来客につながるってのも実際多い印象があるね!

それだけ大事な項目なのじゃな!
わかったのじゃ。
SNSを活用する
有名な観光地などの日本独特の文化やサービスを提供している場合を除いて、競合店が多い飲食店は積極的な宣伝活動が集客に直結します。
インバウンドプロモーションとして、SNSを用いた企業によるプロモーション活動はやはりメジャーと言えるでしょう。
低予算で簡単に始められるSNSを活用し、インバウンドの集客に成功しているお店も多い。旅行前に仕入れる情報としてSNSが上位にあがる時代です。

今の時代SNSは活用しないともったいないですよ!

確かに無料で利用できるSNSは魅力的じゃな!

ツイッターのアカウントはプロフィールに貼ってますので、フォローお願いします!笑

コラ!何を宣伝しておるのじゃ!
リスティング広告
ウェブサイトなどで集客している場合は、リスティング広告も視野に入れましょう。
検索キーワードに応じて変動する広告費を支払うことで、検索結果の上位表示をすることが可能。
狙ったキーワードで上位表示できれば、ターゲットの外国人観光客にダイレクトに宣伝することができます。
予算に合わせて広告費を調節できるためオススメですが、外国人向けのページ作成など専門の知識は必要です。

ホームページなどを持っている場合は、専用のページを作りリスティング広告をかけることで、ダイレクトに広告が可能です。

なるほど…こういった方法もあるんだね。
口コミサイトやアプリへの掲載
専用のサイトやアプリへの掲載をすることも、効果的な宣伝方法です。
- 世界最大級の旅行者向け口コミサイトであり、登録から掲載まで無料で利用が可能な『トリップアドバイザー』
- 国内最大級の訪日外国人向けグルメサイトで、4ヶ国語(英語・中国語・台湾語・韓国語)に対応している『SAVOR JAPAN』
他にもいろいろな種類がありますので、お店のコンセプトにあったサイトに掲載することで、比較的簡単にインバウンドに向けて広告宣伝が可能です。

トリップアドバイザーとかは聞いたことがあるね。

わしは全然知らないのぉ。

グルメサイトに掲載するのは基本費用がかかりますので、費用対効果の良いものを選別しましょう!
店頭でのプロモーション活動
外国人観光客の多い場所に限りますが、店頭でのプロモーション活動も非常に有効な集客方法。
文化の違う国でお店の中に入るというのは、多少なりとも不安やためらいがあるもの。
店頭で呼び込みや店頭での実演販売などを行えば、そういった不安を解決し来店を促しやすくなります。

繁華街や観光地などで出店している場合は、お店のコンセプトに合わせて店頭で販売活動を行うのが効果的です。

あー確かに!
観光客の多い商店街で、マグロの解体ショーとかをやるお店を見たことがあるよ!

なるほどのぉ。
旅行にきてマグロ一匹捌くのを見たら、お腹が空いてなくてもお店に入ってしまいそうじゃな。
地方の飲食店にも注目
インバウンド対応で売上アップをはかるには、主に都心や観光地などが強く、地方は弱いイメージです。
しかしながら今後インバウンド市場は伸びてくる一方で、政府もおよそ6割のリピーター維持を掲げているため、お土産などの爆買いから次第に日常的なものが好まれるようになっていきます。
そうなると都心の有名な百貨店や有名ホテルだけでなく、地方の民宿や農泊などのニーズも増えてきて、地方に足を運ぶ旅行者が今後増えてくることが予想される。
地方で出店していたとしても、今後の対応としてインバウンドを視野に入れておくのも大切です。

繁華街や観光地だけでなく、今後は地方でも伸びてくるであろう市場です。

今からでも視野に入れておくべきってことじゃな。

いやー今回は内容が濃かったね。
まとめ
訪日旅客相手にサービスすることは、文化の違いや言葉の壁から面倒に感じることも多いでしょう。
しかしながらインバウンド対応を放棄するということは、非常に大きなマーケットを自ら手放すことになります。
今後も伸び続ける市場を有効に活用することで、店舗の売上アップや事業の幅が広がる可能性があるといえます。

今回はこのぐらいにしておきましょうか。

めちゃくちゃ勉強になりました!

じょーかーありがとうなのじゃ!
良い話が聞けたのじゃ。
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