ハタハタの知識/旬の時期/選び方/ぶりこ/シロハタ/しょっつる鍋

魚介類の知識
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piero

飲食業一筋のピエロ。
和食・洋食・中華・居酒屋・創作料理・専門店など幅広く経験済み。
調理技術はもちろん接客サービスや店舗管理能力も優れているという。
飲食店経営/飲食コンサル/人材マネジメント/店舗管理/等
飲食業を突き詰めた…男?笑

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くらうんくん
くらうんくん

ぴえろよ!

ハタハタって魚知っておるかのぉ?

ぴえろ
ぴえろ

知ってるよ!

北海道とか秋田とかで親しまれてる魚だね。

くらうんくん
くらうんくん

寒い地域の魚ってことじゃな!

もっと詳しく知りたいのじゃ。

ぴえろ
ぴえろ

わかった!じゃあまとめていくね。

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鰰(はたはた)の知識について

主に北日本でよく漁獲される魚で、秋田県などでは郷土料理として欠かせない魚。

白身の魚ですが旨味があって味がよく、特に面倒な下ごしらえなども不要。

名前の由来は波の高い時に産卵のため、浅瀬にやってきて獲れることから『波多波多(はたはた)』と名付けられた説が有力です。

ハタハタの生息域や旬の時期

<標準和名>

  • ハタハタ

<主な生息域>

  • 主に北日本に生息。その他日本海側など。

<旬の時期>

  • 秋から冬が旬

 

くらうんくん
くらうんくん

ハタハタは秋から冬が旬なのじゃな?

ぴえろ
ぴえろ

晩春から冬にかけて浅場にくるハタハタは、ぶりこっていう卵を持っているんだよ。

卵を持つ秋から冬が美味しい

ハタハタは10月中頃からが旬です。

この時期のハタハタはお腹に大きな卵巣を持っており、これを秋田などでは『ぶりこ』と呼びます。

食べるとプチプチの食感が楽しむことができ、卵を持つハタハタは他の時期のものと比べ高値で取引されている。

また鳥取などで漁獲される、産卵には参加しない魚群は『シロハタ』と呼ばれ、身に脂が多く3〜5月が旬と言われています。

ぴえろ
ぴえろ

卵を持つハタハタは高値で取引されていて、その他の時期は比較的安価で購入できる魚だね。

くらうんくん
くらうんくん

子持ちと聞くだけで美味しそうじゃのぉ。

美味しいハタハタの選び方

ハタハタは体表にツヤがあり、特有のヌメリが残っているものを選びましょう。

また触ってみて硬さやハリのあるもの、魚体の色が濃いものが新鮮な証拠になります。

鮮度が落ちると色が薄くなる特徴の魚で、色褪せて白っぽくなっているものは避けましょう。
ぴえろ
ぴえろ

選ぶときはこれを参考にしてね!

くらうんくん
くらうんくん

わかったのじゃ!

ためになるのぉ。

近年入荷量が増えてきている魚

北海道や秋田の他に、近年は鳥取や兵庫県などで漁獲が増えてきています。

輸入はほとんどしておらず、流通しているのはほぼ国産のもの。

卵を楽しみたければ冬のハタハタ、脂ののった白身を楽しみたければ春のハタハタを購入しましょう。

ぴえろ
ぴえろ

鮮度が落ちやすい魚だけど、白身で独特の旨味があって美味しいよ!

くらうんくん
くらうんくん

了解なのじゃ!

見かけたら買ってみようかのぉ…

ハタハタのオススメの食べ方

鮮度が良いハタハタは刺身として食べられます。

秋田などではハタハタを用いて発酵させる、飯寿司(いずし)などが有名。

焼き物としても美味しく食べられますが、ハタハタといえば『しょっつる鍋』です。

<しょっつる鍋ってどんな料理?>

塩汁(しょっつる)とはハタハタの魚醤のことで、この調味料を使ったハタハタの鍋のことです。

【材料】ハタハタ/昆布だし/酒/しょっつる/好みの野菜

  1. ハタハタは鱗がないので、軽く水洗いし鍋に昆布だしと野菜とともに入れる
  2. お酒を適量加えて煮立たせ、しょっつるを好みの味になるよう加える
ぴえろ
ぴえろ

美味しいから一回食べてみて!

鍋にするときは内臓もそのままで大丈夫だよ。

くらうんくん
くらうんくん

鱗がなくて…下処理が楽で…美味しい魚。

最高じゃのぉ!

まとめ

  • 白身で味がよく人気の魚
  • 全国的に見ればまだあまり浸透していない
  • 卵を持つ冬が旬で、春は身に脂がのる
  • 鮮度が落ちると色が薄くなる
ぴえろ
ぴえろ

まとめるとこんな感じかな?

くらうんくん
くらうんくん

勉強になったのじゃ。

ありがとうなのじゃ!

コメント

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