
今回はとうもろこしについて教えるのじゃ!

とうもろこしか…いいよ!

コーンスープにポップコーン。
そのまま茹でてかぶりつくのも美味しいのぉ。

料理の幅が広い食材だよね。
じゃ簡単にまとめていくよ。
とうもろこしの知識について
玉蜀黍(とうもろこし)は中央アメリカ原産のイネ科の野菜です。
かの有名なコロンブスが持ち帰り世界的に広まったと言われている食材。
日本に渡来したのは16世紀ごろで、本格的に栽培が始まったのは明治時代の頃です。
とうもろこしの成分表
<エネルギー>
- 92カロリー/100グラム
<栄養成分>
- 糖質
- ビタミンE、B1、B2
- カリウム
- タンパク質
- 亜鉛
- 鉄
<時期>
- 夏場:6月〜9月

とうもろこしはカロリーが高いのぉ…

野菜の中ではカロリーが高めだね。
糖質やたんぱく質が主成分だよ。
収穫後栄養価が激減するとうもろこし
とうもろこしは栄養が豊富に含まれており、食物繊維も豊富な野菜です。
しかしながら収穫後24時間経つと栄養が半減し味も悪くなってしまうのが欠点。
茹でたとうもろこしや缶詰などが流通し、生のとうもろこしをスーパーで見かけないのはこのような背景があります。

とうもろこしは鮮度が命なのじゃな?

そうだね。収穫してから時間が経つと美味しくなくなっていく野菜だよ。

なるほどなのじゃ!

糖質やたんぱく質の他に、食物繊維なんかも豊富で、胃を綺麗にしてくれる効果なんかもあるよ!

要するにとうもろこしはすごいやつってことじゃな!

…うん、そうだね。
美味しいとうもろこしの選び方
美味しいとうもろこしの見分け方は下記のものです。
- 実が先までしっかりと詰まっている
- 実がふっくらしていてツヤがある
- ひげが茶色(褐色は)熟している証拠
- 実の周りの皮が濃い緑色をしている
これらにあてはまるとうもろこしは、よく熟していて美味しいものになります。

これが美味しいとうもろこしの見分け方なのかのぉ?

そうだね!生のとうもろこしを見かけたときは、これらを参考にするといいよ。

なるほどなのじゃ!
参考にするのじゃ!
とうもろこしの種類について
- スイートコーン:一般的にとうもろこしといえばこのスイートコーン。
- ゴールデンコーン:スイートコーンのうちの粒が全て黄色のもの。
- シルバーコーン:スイートコーンのうち粒が白いもの。
- バイカラーコーン:スイートコーンのうち黄色と白がまばらに入っているもの。
- ポップコーン:定番のお菓子を作るための品種。
- デントコーン:コーンスターチの原料で家畜の餌などにも使用される。
- フリントコーン:家畜の餌や加工品などに使用される品種。
- ワキシーコーン:もちもちした食感が特徴のとうもろこし。

とうもろこしはこんなに品種があるのじゃな…

他にも3色あるウッディコーンや、若採りしたヤングコーンなんかもあるね。

お…多すぎて覚えられんのじゃ…
サラダ油の原料であるとうもろこし
とうもろこしはただ単に食べるだけではなく、様々な用途に使用されています。
- サラダ油を作る原料
- でんぷんで紙などの糊付け
- プラスチックの原料
- バイオ燃料として活躍
- 軸は建材などに活用
世界的に見ても生産量が多いとうもろこしは、このように様々な場所で活躍しています。

ほぉ…なるほどのぉ。

自分も聞いてびっくりしたのがバイオ燃料だね。
でんぷんを発酵させてエタノールを生成して、燃料として活躍してるんだって。

要するにとうもろこしは

すごいやつってことなのじゃな!でしょ。

…先に言われてしまったのじゃ。
とうもろこしの保存方法
とうもろこしは収穫後から尻下がりに味が落ちる食材です。
そのため収穫した後早めに茹でて保存するのがベスト。
茹でたものをラップに包んで冷蔵すると2〜3日は日持ちします。
それ以上保存する場合は手頃な大きさにカットして冷凍すれば長期的に保存が可能。
<とうもろこしの美味しい茹で方>
とうもろこしは茹で過ぎるとべちゃっとしてしまうので、綺麗に火入れすることが美味しく食べるコツと言えるでしょう。
- とうもろこし全体が浸かる水の量を鍋に入れる
- とうもろこしを中に入れ火にかける(強火)
- 水が沸騰してから3分後にザルにあげる
- そのまま放置し余熱で仕上げる
- とうもろこしが手で持てる温度になれば出来上がり。

生の場合は茹でて保存するべきなのじゃな!

その通り!茹で方はこんな感じだよ。

これが美味しいとうもろこしの茹で方なのじゃな。

水から茹でることで芯からきちんと火が入るよ。
余熱で仕上げれば食感はプリプリでみずみずしく美味しいとうもろこしになるね。

よだれが出そうなのじゃ!
缶詰のコーンも栄養価はほとんど変わらない
粒がバラバラにほぐれて入っている缶詰のとうもろこしも、実は栄養価はほとんど変わりません。
料理に使用する場合などであれば、缶詰の方が扱いやすかったりもします。

確かに缶詰だと簡単に料理がしやすいのぉ。

包丁で粒をこそげ取る手間がいらないのが便利だね。

確かに言われてみればそうなのじゃ。

あっ豆知識だけと、粒の根元の硬い部分は栄養素が豊富に含まれているよ!

だから栄養の面で考えるなら一粒一粒ひねってとっていく方がいいね。

内職みたいじゃな…わしは細かい作業が苦手なのじゃ…
とうもろこしの”ひげ”の豆知識
ひげはとうもろこしの雌しべの花柱と言われる部分。
このひげは熟しているかどうかを見るポイントとしてあげましたが、このひげはとうもろこしの粒の数と一致します。
ひげが多ければ多いほど粒も多く、また利尿作用などがあるとして漢方などでは利用されています。

ただのひげではないのじゃな?

…?どういうこと?
まとめ
- とうもろこしは栄養価もカロリーも高い
- 世界中で愛されるとうもろこし
- 種類も多く食料以外の使い道がある
- 収穫してから24時間後に味と栄養が半減
- 美味しく茹でるコツは余熱にあり

まとめるとこんな感じじゃないかな?

ありがとうなのじゃ!
要するにとうもろこしはすごいやつってことなのじゃな!

うん…ちゃんと聞いてくれてると信じておこう。笑
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