
最近辛い料理にハマっておるのじゃ!

辛い料理かぁ…中華の四川料理なんかが多いよね。

そこで今回辛みの元の食材、とうがらしついて教えてくれたも〜

いいよ!わかりやすくまとめていくね。
唐辛子(とうがらし)の知識
とうがらしの原産国は中南米で、新大陸を発見したコロンブスがスペインから持ち帰ったことにより世界中に広まったと言われています。
日本に入ってきたのは16世紀頃であり、近年では日本特有の品種も存在。
- 生のまま
- 乾燥したもの
- オイル漬け
- 調味料
など加工先なども豊富なとうがらし。身だけではなく葉の部分(葉唐辛子)も佃煮として食べられたりと愛されている食材です。
唐辛子(とうがらし)の成分表
<エネルギー>
- 35カロリー/100グラム
<栄養成分>
- カプサイシン
- ビタミンC
- カロテン
<時期>
- 7月〜10月

とうがらしの辛い成分はなんなのじゃ?

とうがらしの辛みの主成分はカプサイシンだよ。
とうがらしに含まれるカプサイシン
とうがらしの辛みの主成分であるカプサイシンという成分。
この成分は脳の中枢神経を刺激し、エネルギーの代謝を促進する作用があります。
- 体脂肪の分解を促進
- 血行がよくなる
- 消化吸収の助けになる
- 体の温度を高めてくれる
などの効果が期待できる成分。特に代謝をよくし肥満予防に効果的と知られています。

とうがらしの辛みはカプサイシンという成分ということじゃな?

そうだね!青唐辛子と赤唐辛子の違いって知ってる?

知らないのじゃ!教えて欲しいのじゃ!
青唐辛子と赤唐辛子の違いについて
青唐辛子と赤唐辛子ですが種は一緒。
- 未成熟のものは青唐辛子
- 熟したものが赤唐辛子
唐辛子は身がなり始めた頃は緑色であり、完熟に近づくにつれて赤く変色していきます。
これが青と赤の一番の違いであり、熟していくにつれて先ほど記述したカプサイシンも比例し増加します。

熟していくにつれて辛くなると言うことじゃな?

その通り!
同時に栄養価も高くなっていくよ。
とうがらしの種類について
世界的に見るとかなりの品種の量があるとうがらし。
原産国は中南米が多いですが、日本特有のとうがらしの品種もあります。
有名どころを8つほどご紹介↓
<とうがらしの種類と辛さの目安(Max☆5)>
- ハバネロ/☆☆☆☆☆ メキシコ原産の代表格
- ハラペーニョ/☆☆☆ メキシコ原産でソースなどで使われる
- アヒ・チーノ/☆☆☆☆ ペルー原産で炒め物やスープなど
- アヒ・リモ/☆☆☆ ぺルー原産でソースに利用
- プリッキーヌ/☆☆☆☆ タイ原産でグリーンカレーなどのスパイスに
- 韓国唐辛子/☆☆☆☆ 韓国でキムチなどでよく利用
- 京伏見辛/☆☆ 京都特産の唐辛子で幅広く活躍
- 島唐辛子/☆☆☆☆ 沖縄原産で「こーれーぐーす」が有名

ハバネロが辛いのは知っておる!

もっとも辛いと言われている唐辛子だからね。
火入れすることでより辛みが増すのも唐辛子の特徴だよ。
とうがらしの保存方法について
とうがらしは保存方法ですが、生のままと乾燥しているものとで違いがあります。
- 生のままの唐辛子→冷蔵庫で1週間ほど
- 乾燥したもの→湿気をさけ半年から1年ほど
- 生の唐辛子を冷凍保存→3ヶ月から半年ほど
生のものを保存する場合はビニール袋などに入れ冷蔵庫で保管。使い切れない場合は冷凍保存も可能です。
乾燥した唐辛子はよく持ちますが、湿気などには弱いので保管場所には注意が必要。密閉容器で保管がベスト。

乾燥した唐辛子が一番保存にいいんじゃな?

そうなるね。
生の唐辛子を買う時はハリとツヤがあるものが新鮮で長持ちするよ。
まとめ
- カプサイシンという成分が辛みの主成分
- 代謝の向上や血流がよくなるが取りすぎは禁物
- 熟せば赤く変色し栄養価も高まる
- より辛みを引き出すには火入れする

知っておくと便利な知識はこんな感じじゃないかな?

なるほどなのじゃ!
そういえばあのラー油なんかは唐辛子でできとるのかの?

そうだね!
あとは花椒とかの香りや辛みを、熱した油に移したものがラー油だよ。

それでラー油は辛いのじゃな!
ためになったのじゃ!

唐辛子を焦がさないように辛みを抽出した油って認識でまちがいないかな?案外簡単にできるから作ってみてもいいんじゃないかな。

じゃ早速買ってくるのじゃ〜〜〜

コメント