コイの知識/洗い/鯉こく/寄生虫/コイ毒/旬の時期

魚介類の知識
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piero

飲食業一筋のピエロ。
和食・洋食・中華・居酒屋・創作料理・専門店など幅広く経験済み。
調理技術はもちろん接客サービスや店舗管理能力も優れているという。
飲食店経営/飲食コンサル/人材マネジメント/店舗管理/等
飲食業を突き詰めた…男?笑

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くらうんくん
くらうんくん

ぴえろよ!

池とかにおるコイは食べられるのかの?

ぴえろ
ぴえろ

コイかー…

とれる場所にもよるけど、昔から食べられてきた魚だね。

くらうんくん
くらうんくん

そうなのじゃな!

じゃあ詳しく教えて欲しいのじゃ!

ぴえろ
ぴえろ

いいよー。

じゃあまとめていくね。

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鯉(コイ)の知識について

淡水魚自体が近年食卓に並ばなくなってきていますが、縄文時代の頃から食用魚として親しまれてきていたのがコイです。

以前はマダイ以上に珍重されていたと言われており、実は美味しい魚。

水質の悪化などから、身が食べられないほどに臭いものもありますが、綺麗な水流でとれるコイを日常的に食べている地域も未だ存在します。

コイの生息域や旬の時期

<標準和名>

  • コイ

<主な生息域>

  • 日本全域の河川、湖、沼、ダム湖など

<旬の時期>

  • 春から夏にかけてが旬

 

くらうんくん
くらうんくん

なるほどのぉ。

水質によって食べられるかが決まるのかの?

ぴえろ
ぴえろ

コイがとれる水域によって食べられるかどうかが決まるね。

やっぱドブとかにいるコイは食べられないほどに身が臭いよ。

くらうんくん
くらうんくん

勉強になるのじゃ!

初夏を感じさせる魚

旬は春から夏にかけてで、日本全国に生息するコイ。

新鮮なコイは切りつけたあと氷水でサッと洗った”洗い”と呼ばれる調理法で食べられる。

コイの料理でメジャーなのは”こいこく”と呼ばれる鯉の味噌煮です。

【こいこくの作り方】

  1. コイを熱湯に数秒くぐらせ冷水にとり冷ます(霜降りと呼ばれる技法)
  2. 味噌、水、酒を合わせたもので霜降りしたコイを弱火で煮る
  3. 鱗が柔らかくなれば出来上がり
ぴえろ
ぴえろ

コイは鮮度が良くないと刺身では食べられないから注意してね。

くらうんくん
くらうんくん

なるほどのぉ…

いったいなぜなのじゃ?

コイの生食は危険?

コイには肝吸虫(かんきゅうちゅう)とよばれる寄生虫が寄生している可能性があります。別名肝臓ジストマと呼ばれるこの寄生虫は肝硬変などを引き起こしてしまう。

さらに鯉の胆のうにはコイ毒と呼ばれる嘔吐、痙攣などの症状を引き起こす毒素が含まれている場合があり、調理法を間違えれば死に至る危険性もあります。

これらを踏まえて、コイを食べる時はきちんとした知識と調理法が必要不可欠。

安全にコイを食べるのならば、食用として養殖されているものを購入するべきでしょう。
ぴえろ
ぴえろ

釣ったコイとかは危険性が高いってことだね。

できれば養殖のものを購入するべきだよ。

くらうんくん
くらうんくん

知らなかったのじゃ。

気をつけないといけないのぉ。

コイが食べられている地域

全国的には流通していないコイですが、コイの養殖が盛んに行われている地域も存在します。

長野県・山形県・茨城県などでは比較的日常的に食べられており、きちんと養殖されたコイは泥臭さもなく非常に美味。

コイは死後急激に臭みが出てくる魚なので、食べる時は生きたものを調理しすぐに食べるというのが鉄則です。

ぴえろ
ぴえろ

豆知識として知っておいてね?

くらうんくん
くらうんくん

わかったのじゃ!

まとめ

  • コイは昔マダイ以上に珍重されていた魚
  • 今では食べられている地域も少ない
  • 鯉こく、洗いなどが代表的な調理法
  • 寄生虫やコイ毒など気をつけなければならない
  • 調理する時は生きたものを締めてすぐ料理する
ぴえろ
ぴえろ

まとめるとこんな感じかな?

くらうんくん
くらうんくん

勉強になったのじゃ!

ありがとうなのじゃ!

コメント

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