アンコウの知識/あん肝/七つ道具/選び方/吊るし切り

魚介類の知識
【この記事を書いた人↓】

まずは自己紹介させてください!

piero

飲食業一筋のピエロ。
和食・洋食・中華・居酒屋・創作料理・専門店など幅広く経験済み。
調理技術はもちろん接客サービスや店舗管理能力も優れているという。
飲食店経営/飲食コンサル/人材マネジメント/店舗管理/等
飲食業を突き詰めた…男?笑

pieroをフォローする
くらうんくん
くらうんくん

ぴえろよ!

アンコウの入った鍋を食べたのじゃが、あれはうまいのぉ!

ぴえろ
ぴえろ

アンコウかー。

美味しいよね!

くらうんくん
くらうんくん

あれからハマってしまってのぉ。

ということで今回はアンコウについて詳しく教えて欲しいのじゃ。

 

ぴえろ
ぴえろ

わかった!じゃあまとめていくよ。

スポンサーリンク

鮟鱇(あんこう)の知識について

オスは小さく、メスは1.5m前後と大きく育つのが特徴の鮟鱇。

  • やはり美味しいと言われるのは大きいメス。

冬の味覚として人気が高く、全国的にも需要が高いので中国から輸入し補っている魚です。

アンコウの生息域や旬の時期

<標準和名>

  • キアンコウ

<主な生息域>

  • 北海道以南、東シナ海など。

<旬の時期>

  • 冬が旬で、春を過ぎると味が落ちる

 

くらうんくん
くらうんくん

冬が旬の魚なのじゃな?

ぴえろ
ぴえろ

そうだね!

産卵する春を過ぎると、極端に味が落ちる魚だよ。

海のフォアグラと呼ばれるあん肝

カワハギやアンコウなどの肝は、海のフォアグラと呼ばれるほどに人気が高い。

旬の時期の国産もののキアンコウの肝は、コクがあり非常に美味です。

鍋に入れたり、身と合える”とも和え”などは絶品。

くらうんくん
くらうんくん

なるほどのぉ。

確かにあん肝はうまいのじゃ!

ぴえろ
ぴえろ

新鮮だったら生でも食べられるみたい。

食べたことはないけど…

美味しい鮟鱇の選び方

丸のまま一匹で購入することはあまりないかもしれませんが、一匹で買うならなるべく大きく触って硬いものを選びましょう。

スーパーなどでは切り身が主流ですが、切り身を選ぶときは下記を見て購入してください。

  • 粘液が透明のもの
  • 触ってハリのあるもの
  • 身が白っぽいピンク色でツヤがある
ぴえろ
ぴえろ

選ぶときはこれらを参考にして選んでね。

くらうんくん
くらうんくん

了解なのじゃ!

鮟鱇は捨てるところがない魚

あんこうは捨てるところがない魚です。

可食部の7つを総称して『七つ道具』と呼び、そのどれもが美味しく食べることができます。

  1. とも(ヒレ)
  2. 水袋(胃)
  3. ぬの(卵巣)
  4. エラ
  5. 柳・大身・台身(身)

この中でも水袋と呼ばれる胃が一番早く劣化していきます。

鮮度を見分けるときはこの胃の部分を見ることで、その他の部位も劣化具合を把握することが可能です。

くらうんくん
くらうんくん

七つ道具とな?

なんかカッコイイのじゃ。

ぴえろ
ぴえろ

スーパーでもまとめて売ってるときもあるね。

アンコウは無駄のないすごい魚ってことだよ。

 

鮟鱇の吊るし切りについて

アンコウは全身がぬめりで覆われているため、包丁を入れようとよく滑るので危険。

そこで編み出されたのが吊るし切りという捌き方。

口に大きい釣り針を刺し、吊りながらそぎ落とすように切っていく方法です。

ぬめりをしっかりと洗い流せば家庭でも捌くことは可能ですが、難易度が高いのでおすすめはできません。
くらうんくん
くらうんくん

カット済みのものが出回っているのはこれが原因なのじゃな。

ぴえろ
ぴえろ

器具なく一匹を自分で捌くのは難しいよ。

カット済みのものを買うのがいいと思う。

まとめ

  • オスは小さくメスは巨大
  • 美味しいのはメス
  • 旬は冬で、春を過ぎれば味は落ちる
  • アンコウと呼ばれる種類はキアンコウ
  • 肝は海のフォアグラと呼ばれる
  • 捨てるところがほとんどない魚
ぴえろ
ぴえろ

まとめるとこんな感じかな?

くらうんくん
くらうんくん

勉強になったのじゃ!

ありがとうなのじゃ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました